えりぃと申します。
本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。
冠婚葬祭は、出来ればうれしいものが多いといいのですが、
そればかりではありませんよね。
そして別れのものに関しては
予告もなしにやってきます。
子供を連れての式への参加は
自分もまた忙しく、慌ただしいのに
子どものことも配慮をして、準備をしていかないといけません。
特に、わたしもそうですが親戚が遠方の場合は
早目、早目にいろいろと手配をしたり、
準備のために動く必要があるものがあるので
そうなったときに、スムーズに動けるように
子供が参列する場合の冠婚葬祭のマナーについてお伝えします。
子供の参列を相談する(遠方の場合は特に)
まず、連絡を受けたら、家族・親戚と子どもの参列について相談します。
遠い親戚だったり、
子供にとって、ほとんど会ったこともない曾祖父母の場合などは
気を遣って「もういいよ」と言われることもあるかもしれません。
また反対に子どもの参列は落ち着かなくなるので
遠慮してほしいと言われてしまうこともあるかもしれません。
必ず、家族・親戚と相談をするようにしましょう。
参列する人数によって準備するものなども変わってきますので
相談の上、動くようにしましょう。
移動手段の手配をする
子供の参列も決まったら、
次は移動手段の手配をします。
意外と「子供の服はどうしよう?」「あぁ!小学校や幼稚園に連絡しなきゃ!」
と慌ててしまい、肝心の移動手段が決まらない、と言うことはあります。
遠方の場合は特に飛行機での移動などになるでしょうし、
チケットが取れなかったら、
翌朝、もしくは電車を乗り継いで行く、など
移動もせわしなくなることが考えられます。
ただでさえ、大移動です。
旅行ならば、事前に予定を立てて、
移動中のことなども考えて、子ども対策もできますが
参列の時間に間に合わない、なんてことになってしまっては
元も子もありませんので
早めに手配をしましょう。
子供の参列の服装は?
移動の手配も無事に取れたら、
子供の参列の時の服を用意します。
制服があれば、制服で大丈夫です。
ただし、小学生は多いかと思いますが
制服がない場合は用意しないといけませんよね。
その時には黒、グレー、白などの服装でフォーマルに見えるような形でしたら
新たにスーツなどを購入する必要はありません。
上下共に色味は抑え、派手な柄物やキャラクターものは避けましょう。
我が家はたまたま七五三の時に買っていたスーツがあったので
上二人は大きめサイズを購入していたので着られました。
一番下の子は成長度合いも大きくありませんでしたので
黒のワンピースで、スカートのほうはチェック柄でしたが
色は黒とグレーでしたので、その服装で参列しました。
靴はフォーマル靴をやはり七五三の時に買っていたものを使いました。
上の子の小さくなった靴も取っておいたので
今回下の子が履くことが出来ました。
なかなかフォーマルな靴を買う機会はありませんし、
形によっては男女関係なく使えますので
購入された方で、兄弟がいる方は
下の子に回す気持ちで取っておかれるのもいいかも思います。
子供の通う幼稚園や小学校へ連絡をする
参列をするのが遠方の場合は
子どもが小学校や幼稚園などに通っている場合は
欠席をしないと行けなくなります。
どういう理由で、いつまで欠席をするのかを連絡しておきましょう。
我が家の場合は小学校では「授業が・・・・宿題が・・・・」と言われましたが
本来、別れをできるのはその時だけで
後悔をしてももう遅いので
こういうときには「お気をつけて。しっかりとお別れをしてきてください」
と送り出してもらいたいものです。
行くと決めたのならば、そこは割り切りましょう。
学校側、担任や先生がそういうから、で揺れ動いていては
振り回されます。
我が家の場合はわたしの祖父でしたが
子どもたちにはしっかりと人が亡くなったらどうなるのか、
別れを経験することによって
学校では得られない貴重な経験をすることができました。
手土産はどうする?
遠方に行く場合は特にですが、
普段の帰省ならば手土産を持参するところですが
今回のような急な帰省の場合は困りますよね。
わたしは手ぶらで行きましたが
手土産ではなく、仏様へのお供え物として
日持ちのするものを持参すればよかったかな、と思いました。
しかし、参列する人数などによっては
溢れてしまって困る、や
来ていただいた方やお手伝いをしていただいた方へ渡す、ということもありますので
家族・親戚と相談の上、持参しましょう。
基本的には、予想できないものですので準備は不要かと思います。
式の最中の過ごし方
子供は飽きる、ということを前提で動きましょう。
子供がお経などずっと静かに聞けるものではありません。
叱る前に、それが大前提だと理解をして参列しましょう。
参列する際には後ろの端っこに座るといいです。
抜けやすいように、周りにも伝えて置いて、そこに座りましょう。
そして、ぐずったりしたらすぐに抜けるようにして
式を妨げることのないようにします。
我が家の子供たちは移動のスケジュールもハードになってしまい、
寝不足で参列したので全員爆睡でした。
いいのやら、悪いのやら・・・・
子供が参列することの意味
現代では寿命も延び、地域にとどまらずに移動をすることが増え、
どうしても疎遠になってしまう関係も多々あると思います。
そんな中で子どもたちは生死にかかわることに立ち会う機会は
減ってきています。
人が亡くなるとどうなるのか。
人が亡くなるということはどういうことなのか。
故人との付き合いは子ども自身があまりなくとも
親や親戚にとっては大切な人です。
必ず誰かにとっての大切な人、と言う人がいるということも
学ぶいい機会です。
さらに、悲しいだけでなく、子供がいるとにぎやかになるので
わたしの祖父の葬儀の時には
祖父自身がかなりの高齢だったので
参列する方も少なくなっていて、
親戚の方々に「にぎやかでいいね、繁栄しているってことだよ。
悲しいだけじゃなくて、かわいい姿を見せてくれてありがとう」
と言ってもらえました。
忙しかったり、にぎやかなことで悲しみが少し紛れることもあるかと思います。
そのお役にたてたのならよかった、と思えました。
子供を連れての参列はとても大変ではあります。
しかし、最後の別れを、きちんとして
悔いなくお見送りをする、ということはとても大切です。
そしてその姿を見ていくことで
子供にとって大きな学びとなりますので
参列をしてもいいと言われたら
参列するのもいいと思います。