子供の悔しい気持ちを大切に育てる。比べるのは他人ではなく過去の自分

えりぃと申します。

本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。

M-1王者が決まりましたね。

主人はリアルタイムできちんと見るために

子どもたちのお風呂入れも18時半までに済ませ、

サザエさんを観たいという声を一蹴し、

テレビの前でビール片手にわくわく、大笑い。

それはそれは幸せそうでした。

子どもたちの就寝時間は19時、

遅くとも20時には寝てしまうので

18時半から主人のお楽しみタイムで

子供はつまらないので昨日は早目就寝でした。

優勝した銀シャリは昨年は2位。

悔しさをばねに勝ち取った優勝ですね。

あれだけ多くのお笑い芸人さんがいる中で

勝ち取った優勝は大きいと思います。

しかも昨年の2位で腐らずにいられたことは大きいですね。

おめでたい!

悔しい気持ち。

この気持ちは人をプラスにも伸ばすし、

そのままつぶれてしまうこともあります。

あるとき、子供が「足が遅い」とからかわれたと

落ち込んで帰ってきました。

どんな気持ちか聞くと、

悲しい、と。

どうなりたいの?と聞くと、

足が速くなりたい、とのこと。

じゃぁ、特訓しかないね、と話すと

「特訓???」

と不思議そうに聞いてきました。

言われて悲しかった、足が速くなりたいのなら

早くなるために「練習」をするんだよ。

練習をたくさんすることを「特訓」と言うのだと説明をしました。

からかわれたと聞いたら

親としては

「誰が言ったの?!」と頭に来てしまいがちですが、

からかわれて、

悲しい。もっと足が速くなりたい!と思うのは

悔しい気持ちがあるからです。

悲しい、もうやだ。走るの嫌い。

となってもおかしくありません。

そこを「足が速くなりたい」という気持ちに持っていけたことは

子ども自身の気持ちがプラスに動いているので

その芽は大切に育てていきたいところです。

もし、もうやだ、となっていたときには

無理にプラスに持っていくことをすると

かえって嫌がって嫌いになってしまうことがありますので

簡単に「練習をしたら速くなるよ」と伝えて

あとは本人の気持ちを見ていきます。

練習をするときに大切なのは「褒める」こと。

褒めるのが苦手な人や

もう褒めるところがない、と感じるときには

ただ「事実」を伝えてください。

「さっきよりも手がよく振れてるね」

「速くなってきてるよ」

これで十分です。

ポイントは「以前の本人」と比べて「今の本人」はどうか、と

伝えることです。

他の人と比べても、他の人も同じように速くなるのかもしれません。

それよりもどれだけ本人が練習をして、がんばって

以前の自分よりも成長したか

これが重要です。

人と自分を比べる癖がついてしまうと

大きくなっていくと

「嫉妬」という感情に、より振り回されやすくなります。

人はただでさえ人をうらやましい、と思う気持ちがあります。

人と比べる癖がついていると、

悔しい気持ちが恨みになってしまいますし、

対象がいなくなると、どうしたらいいのかわからなくなります。

いつでも乗り越えるのは「過去の自分」です。

そして、あきらめない気持ちを持つには

「できた」という成功体験も必要です。

そこで、一番認めてもらいたい親に

「褒められた」ということは

後々の大きな財産になります。

親に認めてもらえるということは

これから外の世界に出て

自分を認めていくのに大切なことです。

それと同じく、今の自分を認めることも大切です。

「足が遅い」という自分を認めるから

練習をして「速くなりたい」と思うのです。

ただ褒めるだけではなく、

「こうしたらもっとよくなるよ」という声掛け、

わからなければ、

「どうしたら速くなるか、一緒に考えて行こう、やってみよう」

と子どもの気持ちに寄り添ってください。

そうしていくことで

子供は困難や悲しい気持ち、悔しい気持ちにぶつかった時に

どうしていったらいいのかを学んでいきます。

いつまでも親は子供と一緒にべったりとはいられません。

こども自身の人生は子どもが歩んでいくものです。

ならば、子供が自分自身で解決していける

成長を促す関わりをしていきましょう。

子供が持って帰ってきたネガティブな気持ちも

成長する糧に変えてしまいましょう。

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