人見知り、場所見知りは親の教育のせい?いいえ、違います、それは・・・・

えりぃと申します。

本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。

来年度の習い事の申し込みをしてきました。

もう早いものであと2か月もしないうちに

新しい年度になるんですよね。

我が家では24時間365日一緒だった子が

幼稚園へ入園します。

今からさみしい気もします。

8年ほど、もう一人の時間を過ごしていなかったんだなぁと感じます。

一人の時間を過ごしていなかったとはいえ、

数時間ならば一人で外出などをしたこともあります。

でも、もうひとりで外出していても

子供が気になって独身の時のようななりません。

「もう帰ろうかな」となるんですよね。

我が家の子供たちは基本的には人見知りをしませんので

預けていて心配と言うことはありませんし、

預けるのは身内なので心配はしていません。

ただ、自分の気持ちがそうなっているだけです。

ずいぶんと変わったんだなぁと感じます。

こうやって人に預ける時も、もちろんそうだと思いますが

家族以外の人に人見知りをしてしまう子は

少なからずいると思います。

幼児教室へ行っていても

ママから離れられないで泣いてしまったり、

お遊戯も抱っこ、ということもよく見かけます。

そのたびにママは大変そうで

でもどこか、申し訳ないけれどもそんなママっこなお子さんを

かわいらしく感じてしまいます。

そう。人見知りをするのは決して悪いことでもなければ、

親のしつけ云々ではないのです。

ただ、その子は賢いだけなのです。

「あぁ、この人は家族以外の人だ」

「この人はママじゃない」

「この空気はおうちとは違う」

そう敏感に察知できるからこその

人見知りや場所見知りなんです。

人の違いもわかっていますし、

空気が違うこともよくわかっています。

小さいうちからこの感覚がきちんとわかっていることは

とても大切なことですし、

賢いです。

ただ、周りの大人の中には

「懐かない」子どもを

可愛げがない、

もっと人と触れ合わせたりしないと、

と、母親を責めるようなことを言ってくる人もいます。

しかし、それはただ単に

「どう扱えばいいのかわからない」という気持ちの表れで、

「可愛がりたいけど難しい」と言う気持ちも隠れています。

子供が人見知りだったり、場所見知りをしている場合、

一番近くで一緒にいる母親が一番大変なんです。

子供が自分の思い通りにはならないことも痛感して、

子供がよそ様に可愛がってもらえるチャンスも流れてしまい、

その上、人によっては自分を責めてくる人もいる。

子供は自分じゃないとだめだから離れることもできない。

それは母親をさらに孤独に追い詰めることになります。

人見知り、場所見知りをする子は

ただ、敏感に違いを察することが出来る賢い子、

それだけです。

「もっと外に出て人と合わせないと慣れないよ」

「こんなんだと、どこに行ってもうまくやれないよ」

という言い方ではなく、

「お母さん、大変ね」

「この子は賢いよ、ちゃんと違いをわかってる」

それだけで、どれだけ母親が救われることか。

受け入れてもらえている、という安心感は

母親を安心させ、

子供もまた安心していけます。

自分にとって都合の悪い子、状況は

否定して、排除するのではなく

「どうしてそうなっているのか」

を考えて、

直接子どもを預かったり、お世話をしたりは出来なくても

母親の気持ちを軽くして、

子供に安心感を与えていくことはできます。

そうやって、孤独に追い詰められた中で育児をしていかないといけない

という状況が少しでも少なくなっていけばいいですね。

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