アレルギーのある子自身へのアレルギーの教育の仕方

えりぃと申します。

本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。

昨今、テレビでよく「アレルギー」について、という番組を目にします。

花粉症もアレルギー反応の一種ですし、

他にもアレルギー患者は増えてきていると言われています。

だから番組で特集される機会も増えているのでしょうね。

子供のアレルギーも増えたと言われています。

たしかに自分が子どもの頃には

周りにもあまりアレルギーの子はいなかったように感じます。

実は、我が家の子供もアレルギー持ちです。

一度アナフィラキシーを起こしかけて入院したこともあります。

食物アレルギーは小さいうちは特に

「うっかり食べてしまった」とか

「もらったから食べた」とか

アレルギーの怖さもそうですが

口にしなければ元気なので、

「自覚のなさ」から口にしてしまう危険性があります。

そこで今回はアレルギーがある子への教育についてお話をします。

1.アレルギーがあるものを伝える

当たり前のことなのですが、

何に対してアレルギーがあるのかを子供にもしっかりと伝えましょう。

親が必死に除去をしていても

集団生活に入れば四六時中見ていることは不可能ですし、

その前でも「はい、あげる」とおやつを好意でくれる人もいます。

子供は小さければ小さいほど「食べたい」の気持ちが勝ちますので

口にしてしまいがちです。

アレルギーがある、食べてはいけないものがある、と伝えておくことは大切です。

2.食べたらどうなるのかを説明する

ただ、「これは食べたらダメ」とだけ伝えても

子供には伝わりません。

大人でもそうですよね。

「これだけは口にするな」と言われても

「なんで!」となりますよね。

アレルギーの度合いは人によって違うかと思いますが

この食べ物を食べたら

「かゆくなる」「身体がまっかっかになる」「水ぶくれみたいになる」

など、年齢に合わせて表現を変えて伝えましょう。

そして大切なのが

最終的に一番ひどいとどうなるか、を伝えておくことです。

「身体の中もパンパンに腫れちゃって苦しくなるんだよ」

と、我が家では伝えていますが

アレルギーは軽く見ていると危険であること、

最終的に亡くなる方もいる怖いものであることを伝えておくことはとても大切です。

3.口にしてしまった時の対応方法を伝える

小さいうちは特に「うっかり」の危険性もありますが

少し大きくなってくると、自分で対応策を知っていることは

日々生活をする上での安心感へとつながります。

親としても四六時中一緒ではないので

口にしてしまった時の対応を伝えておくことは大切です。

我が家では「このお薬を飲む」というものを伝えています。

症状によって飲むお薬が違うので

「かゆくなったらこれを飲む」

「苦しくなったこれを飲む」

と言うように伝えてあります。

そして、最終的には病院へ行って、チックン(注射、点滴)と伝えてあるので

恐れもあって、とても気を付けています。

4.口にするよりも触れることの方が危険であることを伝える

これは大人でも勘違いをされている方がいますが

アレルゲン(アレルギーの原因となるもの)は口にするよりも

直接触れる方が反応もより出やすいのです。

調理中にうっかりはねてしまったアレルゲンが肌に触れてしまった、

というだけでもアレルギー反応を起こすことがあります。

調理実習があったり、おうちでもお料理をする場合、

口にしなければ平気、と調理に参加することは危険なことも覚えておきましょう。

5.お買い物から一緒に行く

どのようなものに自分のアレルゲンがあるかを知るためには

食材を実際に買いに行くことで知ることが出来ます。

たとえば、卵がだったとしたら

おやつのクッキー、パン、アイスなど

他の子が食べていたりして、うっかりもらってしまいそうなものあります。

「卵」だけを知っていても

他の食べ物にも卵が使われていることを知っていないと

「入っているなんて知らなかった・・!」と

口にしてしまいことも考えられます。

我が家ではお買い物に行くたびに

「これはアレルゲンが入ってるから食べられないよ」

「これはアレルゲンが入っていないから大丈夫」

と一緒に表示などを見ながらお買い物をします。

小学生になった今では

「これはアレルゲンが入っていないお菓子」と

自分で食べられるお菓子を選んできますし、

わからなければ「これは入ってる?」と聞いてきます。

アレルギーについては情報もあふれていますし、

お子さんがアレルギーがあれば

親も学ぶでしょう。

しかし、大切なのはアレルギーと付き合っていくのはお子さん自身だということです。

お子さん自身も一緒にアレルギーについて知り、

学んで、考えていく機会を作らないと

大きな事故へとつながってしまいます。

おやつも「ぼくは(わたしは)食べられないから」という対応も取ることが出来ず

受け取ってしまうかもしれません。

そうならないためにも

子ども自身への教育もとても大切です。

自分の子供がアレルギーがあるので

むやみに他の子におやつなどをあげることはないのですが

やはり、好意でくださる方には申し訳なく感じます。

「アレルギーがあるんです」とスマートに断り

お互い気持ちよく過ごしたいですね。

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