えりぃと申します。
本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。
もう冬休み突入まで
あと1週間ほどとなりました。
大掃除もまだ終わっていないどころか
中途半端な状態なので
冬休み突入前に終わらせて、
まだ出来ていない年賀状も書き終えて、
穏やかに年を越したいものです。
ほんとうに師走ですね。
猫の手も借りたいです。
子どもたちにとっては楽しいことしかない
冬休み。
クリスマスの歌を日々歌い、
プレゼントに思いを馳せています。
もうカウントダウンも入っていますもんね。
冬休みと言えば、クリスマスだけではなく
お正月もまたメインイベントとなります。
子どもたちにとっての大きな意味は
お正月にもらえるお年玉ですね。
お年玉は、もちろん子どもはもらえてうれしいものだと思いますが
実はきちんと由来のある文化なのです。
お正月になると毎年神様を迎えます。
そのときに年神様の憑代となるものが鏡餅と言われています。
鏡餅は神事に使われる鏡を模したものです。
このお供え物の鏡餅には
年神様の魂が、力が宿っており、
お供え物を下げて、いただくということは
その力、魂を分けてもらう、という意味があります。
つまり、今年1年の力を分けていただく、ということです。
年神様の魂=年魂(としだま)です。
これを家長が鏡開きをしたときに
家族に分け与えたことが
お年玉のルーツと言われています。
なので、お年玉は基本的に
目上の人から目下の人へ渡されるものです。
神様の魂、力を分けていただいて
1年を乗り切るパワーをいただくんですよね。
とても意味のある文化の一つです。
さて、現代に至るまでに
そのお年魂は
お餅から品物へと変わり、
お金へと変わっていったようです。
では、大人も目上の人から目下の人には
渡されるもの?と思いますよね。
間違いではないのですが
現代では師匠から弟子へ、
主人から使用人へ、という関係は
なかなか見受けられません。
なので、子供へ、というのが主流となっているのです。
いつまで渡すか、ということにも
特に決まりはなく、
各家庭の考えでいいと思います。
ただ、社会人になるまでは
無事に1年を乗り切ってもらいたいものですし、
社会人になる=自立、と考えるならば、
ここまでは親の庇護のもとに
魂を分けていただくことになるのかなぁと思います。
大人にとっては
なかなか出費もかさむものですが、
神様の魂を分けて、
今年1年を無事に過ごせますように、
という願いの込められているお年玉。
そう考えると
気持ちよく渡せそうですね^^