子供に触られることが嫌。それは母親失格?・・・いえいえ、そんなことはありません。

えりぃと申します。

本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。

ここ最近、わたしの体調がすぐれないので子どもたちにもいつも以上に

関わりが淡泊になっています。

わたしはもともと、子どもが好きで自分の子供も欲しいと思っていました。

なので、妊娠した時にはうれしかったです。

初めての妊娠はつわりがひどく、入院までしたり

退院して、マタニティライフも穏やかに・・・・なんて思っていたら、

子どもの成長が止まっていたりして、

出産も緊急の帝王切開、

しかもグレードAと言う、病院側の説明会であった「数年に一回」の緊急度の帝王切開。

無事に産まれてきてくれて、ほんとうに心からホッとしました。

二人目は産科へ行ったその日にいきなり出血。

切迫流産で、ようやく落ち着いたと思ったら

今度は32週で陣痛が来てしまい、切迫早産。

なんとか36週までもたせて無事に出産。

無事に産まれてきてくれて、心底ホッとしました。

三人目は産科へ予約をしようとしていた日に出血。

切迫流産で、安静にしたいのに上二人の相手でできない状況に焦っていました。

ようやく落ち着いたら、今度は張りが出てきて切迫早産。

極め付きは出産を2週間後に控えた時期の上二人の相次ぐ救急搬送。

もはや、無事に産まれてきてくれたことを奇跡としか思えませんでした。

そうして、様々なトラブルがありながらも無事に産まれて、

すくすくと育ってくれているわが子たち。

もちろん、かわいいと思うのです。

ただ・・・・・いつもではありません。

正直、イライラすることのほうが多かったりしますし、

一番上の長男には触られたくない!と思うこともしばしばあります。

あんな思いをして、大変な妊娠出産を経て、産まれてきてくれた子なのに、です。

子どもたちは2学年差ですが、長男と次男は1歳半くらいしか離れていません。

つまり、長男がしっかり甘えられたのはほんとうに乳児期だけなのです。

授乳も、寝る前だけの授乳でしたが、

切迫流産になったので断乳しました。

2日ほどですぐに寝てくれるようになりましたが

長男にとっては我慢をしてのことだったと思います。

だからなのか、寝る前にはわたしの脇の下に手を入れて寝る、

というスタイルが落ち着くようで、そうしないと眠れない、というほどでした。

産後、落ち着くかと思いきや、触られたくないのはあまり変わらない・・・・

二人目のお世話などを理由に冷たくしていたと思います。

それでも、なついて「ママ」と来てくれると申し訳なさも出てきます。

でも誰にも言えませんでした。

こんな母親、母親である資格もない、この子の親はわたしだけなのに・・・・と悩みました。

三人目が産まれた後は寝る場所でケンカをするようになり、

長男は足元で、足を絡める、もしくは足を背中に入れてくるという、

なかなかハードな体制で眠るようになりました。

それでも我慢してもらってるし、

寝方も脇の下に入れるじゃなくなってきてるからよかったなんて言えない・・・・と思っていました。

そして、あるときふと気が付きました。二人目の子には感じない・・・・と。

もちろん、三人目にも感じません。

ますます罪悪感だけが広がり、焦ってきました。

調べるとホルモンの影響もあるとのこと。

そのときはまだ三人目の授乳中でしたので、少しホッとしたのを覚えています。

そして、長男にはどこか期待もあったのです。

「もうこれくらいじぶんでやってよ」「いつまで甘えてるの」と。

1歳半過ぎでお兄ちゃんになった長男に過酷なことを求めていたと思います。

もしこのままだったら、わたしが長男を愛せないままだったら、この子はどうなるんだろう・・・・

心はどうなってしまうんだろう・・・・と不安で仕方がなかったのです。

長男があるとき「ママ、ママはぼくのこと好き?」と聞いてきたからです。

もう、ぞっとしたというか、頭が真っ白になったというか、血の気が引きました。

わたしが自覚していた罪悪感がこんな形で長男に伝わっていたなんて・・・・・

長男の心をこんなに不安にさせてしまった・・・・とショックでした。

今、三人目も卒乳し、少し長男とも向き合えるようになってきました。

今でも下の二人に比べたら、長男とのスキンシップは苦手です。

しかし、女優になることにしたのです。

「子育てはやり直しができる」そして「子どもは許してくれる」とある人から聞きました。

ならば、長男が甘えられなかった時期に戻ってまた関わっていけばいい、と考えたのです。

その頃から我が流行っているのは「かわいい、かわいい~」と言いながほっぺにすりすりすることです。

長男は小学1年生です。

もういやかな?と思っていましたが、すごく喜んでいて、

不思議とそうやっていくと、自分も以前ほどに長男に触られることが嫌でなくなり、

一時は手をつなぐことも違和感を感じていましたが、

今では手をつなぐことも自然にできるようになりました。

そして、下の子たちに対する態度がやさしくなって、

わたしに対しても素直になってきました。

こうなるまでに、わたしは年単位かかりました。

自分の嫌な、認めたくない汚い部分を認めるまでに時間がかかったのです。

でも、それでもいいんです。

子育てに遅すぎるはきっとなくて、

その子のことを考えている時間も無駄ではなくて、

その時間もきっと愛情です。

長男もそのうちこのスキンシップは嫌がるようになるでしょうけれど、

貴重な子どもとの密度の濃い関わりができる時期を大切に過ごしていきたいですね^^

大きくなっても、「あなたが大切」ということを言葉でも、伝えていけたら、

それだけで子どもは安心してくれるのではないでしょうか。

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コメント

  1. かじ より:

    初めまして。
    長女とのスキンシップが嫌な瞬間が多々あり、色々と検索した結果辿り着いて、読ませていただきました。
    長女は卒乳してからの寝方もえりぃさんの長男のおにいちゃんとそっくりで、そしてきっと、同じような寂しい思いをさせているだろうと改めて感じました。
    遅すぎることはないという文言に、救われました。次女が生まれ余裕のない日々ですが、一日のうちにほんの少しでも、しっかりと長女に向き合って、なによりも大切な存在であることを伝えようと思います。

    • えりぃ より:

      かじさん、はじめまして。
      お返事が遅くなってしまってすみません。

      いつでも、大切に想っている存在なはずなのに、
      なんでこんなにひどいことができるんだろう、と思っていました。

      今、長男は二年生ですが、「ママはぼくのこと好き?」と聞いてきます。
      「どうだと思う?」と聞き返すと、
      「大好き!」と笑顔で言います。
      「正解!」と言うと、うれしそうにします。

      まだまだわたしも母親歴8年で未熟ですが、
      これからも一歩進んで二歩下がるかもしれませんが、迷ったら、またそこから立て直せばいいと思っています。

      一緒に、適度に楽しんで、がんばりすぎずにいきましょうp(^-^)q

      コメント、とてもうれしかったです。
      わたしが励まされました。
      ありがとうございます(*^^*)

  2. すぅ より:

    はじめまして。
    私も小学生1年生になる長男に触られるのが嫌で、そんな自分が嫌で色々と調べてここに辿り着きました。

    同じように1歳半程違う次男は割と平気で、まだ授乳中の長女とのスキンシップに関しては癒しでしかありません。

    認めたくない汚い自分を認める

    と、ありましたがそれでもいいんだと心が軽くなりました。
    だってそれでも長男のことは大好きで大切で、今でも長男を見てると涙が出そうなほど愛おしい気持ちは変わらなかったから。

    小学生になってまた少し男らしい少年になってきた我が子に戸惑いもあったのかもしれません。

    色々な気持ちに葛藤するのも愛情かと、自分に言い聞かせて長男ときちんと向き合っていこうと思えました。

    ありがとうございます。

    • えりぃ より:

      すぅさん、はじめまして。
      お返事が遅くなってしまってすみません。

      不思議ですよね。我が子なのになんでこんなにも思う気持ちが違うんだろう、と
      自分が母親失格のように思えてしまって
      それがとても苦しくて。

      でもきっとそう感じること、
      すぅさんのおっしゃる通り、色々な気持ちに葛藤することもまた
      愛情なんだと思います。

      わたしは一番下の子の授乳もずいぶん前に終わり、
      上は小学三年生になりました。

      小学生になると急にお兄さんになったようで
      かわいらしさが見えなくなっていきがちで戸惑いますよね。

      今でもたまに長男から「なんで僕はぎゅーってしてくれないの?」と言われますが
      後ろからぎゅーっとしてみたり、
      話す時に手を握って話したり、
      何かの折に頭を撫でたりしてみています。

      そうすることで長男もうれしそうにしていて、
      「ママは次男ちゃんも長女ちゃんもかわいくて大好きで
      僕のことも好きなんだよね」というようになりました。

      スキンシップはだいぶできるようになったとは思いますが
      頭を撫でる、手を握るがわたしにとって無理のない範囲です。

      それでも十分に伝わっていっていると実感出来たら
      重たい罪悪感のようなものが軽くなったように感じます。

      頭を撫でながら、身長がずいぶん伸びたことに気が付きました。

      こんな風に頭を撫でることも難しくなっていくんだなぁと感じた時に
      この時間を大切にしようとも思えました。

      悩むことはこれからもまだまだたくさんあるんだと思います。

      でもきっとそれは子供と向き合っているからこそですもんね。

      と、わたしも言い聞かせています。

      偉そうに言ってしまいましたが
      無理せず、いきましょう^^