えりぃと申します。
本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。
時に、子供の言葉にハッとさせられる、
そんなときがありませんか?
子供の行動に、
こちらが学ばされるほど、
いつの間にか子供が大きく成長をしていることを
感じることがあります。
いつまで経っても
親にとって、子供は子ども。
そう思いますが
「子どもだから」
の一言で表せるほど
子供の存在は軽くはないというお話です。
我が家の子供は小学生、幼稚園児、未就園児の三人です。
小学生の子は活発ですが要領があまりよくありません。
初めての子なので
親であるわたしたちの期待も背負っているので
求められることもどうしても高くなり、
怒られることが多いです。
「なんでこれもできないの?!」
「どうしてこんなことをするの??!!」
「ほんとうにもう!もっとやさしくできないの!!?」
そんな言葉を浴びせてきました。
下の子たちに比べて
年齢の割に、ほんとうに多くを求めすぎていました。
たとえば、オムツも取れたのは三歳前でしたが
失敗すると
「なんでまた漏らしちゃったの?!
する前におトイレって言ってたでしょ!!」
子供はわたしに怯えて、隠れて用を足すようになり、
パンツも乾かない冬になっていて
イライラMAXのわたしは
ずいぶんひどいことを言いました。
そのとき、言い訳をしたり、泣いてぐずるわけでもなく、
下を向いて、泣くのを堪えていた子どもを見て、
そのあとお布団に走っていく姿を見て
ひどいのはわたしだ・・・と
自己嫌悪に陥ったことを覚えています。
幼稚園に入ってからは、
周りの子たちがなっていた頃、
まだ興味があまりない子供に
「今から練習しておかないとあとで困るよ」
と教えました。
後々、幼稚園でお手紙交換が流行った時に
「書きたい!」と本人が思うようになり、
驚くほど急速に文字を覚えて行った、ということがありました。
やりたい、と思う時がやりどき。
頭では分かっていても
きちんと理解をして、
子供のペースに合わせることが出来ずに求めていました。
そんなときも子どもは
「わかった」
と、一生懸命まじめに取り組むのです。
うまくできなくて、怒られても
嫌だ、と泣いても
自分で「もう一回やってみる」と
チャレンジをします。
今思えば、
オムツをずっとつけている人はいないんだから
いつかは外れるのに焦っていた。
幼稚園児なのに無理に文字を教えることもなかった。
興味を持てるように関わって行けばよかった。
そんな後悔も当たり前と日々の慌ただしい日常に
流れて、またやってきて、の繰り返しでした。
ある日、小学校で怒られた、というのですが
本人も混乱するような、
よくわからないことで責められ、怒られました。
わたしは
「それはおかしいことだから、ちょっと先生と話そうかな」
と言うと、
「言わないで!
僕は怒られながら学んでいくんだから」
と言いました。
小学一年生の言葉とは思えませんでした。
そこまで言わせてしまった、という気持ちと
そこまでを考えてだったのか・・・・と
今までのわたしの期待に対する姿勢から
頭が下がる思いでした。
子供は子供だから、と馬鹿には出来ません。
子どもなりの視点で、
きちんと考えて行動しているんです。
わたしは大人でもう怒ってくれる人はいません。
でもこうして学ばせてもらえる機会を
子供からもらったので
活かして、子供に返していこうと思います。
子供の言うことだから、
子供なんだから、と
行動や言葉を軽く考えていませんか?
そこには小さな身体で
感情的になっても受け止めてくれる
子供からの大きな愛情があります。