お手伝いは段階を踏んで!大切なのは指示と褒めること

えりぃと申します。

本日もゆとりがなくても子育てを楽しむ方法をお伝えしていきますね。

最近、子どもたちが「お手伝い」ブームです。

定期的に訪れるブームなのですが

「お手伝いしてあげる!」

「何かお手伝いない?」

「これやっとくね!」

など、一見とてもありがたいことなのですが

月齢、年齢によっては

むしろ出来ないのにやりたがってくれるので

かえって手間となって

ときにはイライラしてしまいます。

それでも本人たちは

「いいことをした!」

「お手伝いが出来た!」

「役に立った!」

とご満悦です。

お手伝い自体はとてもいいことだと思いますし、

人のために、何か手助けをしよう

という気持ちは

思いやりという気持ちですので

大切に育てていきたいものです。

しかし、見守る大人・・・・・

つまりわたしたち母親はかなりの忍耐力がいります。

「自分でやったほうが早い」とか

「またあとでやり直さなきゃ・・・・」とか

時間にも心にもゆとりがあれば

ゆったりとした穏やかな気持ちで見守れるものも

日々の忙しさや心も穏やかでないと

イライラしてしまいます。

頭では「いいことをしてくれている」

「成長のチャンスだ」

とわかっていても

気持ちが付いていかないんですよね。

子供のお手伝いの気持ちを大切にしながらも

成長のチャンスをつぶすことなく、

自分も気持ちよくスムーズにお手伝いをしてもらうのは

実は簡単なんです。

指示を出す、です。

その子の月齢、年齢に合ったお手伝いの指示を出します。

たとえば、幼稚園入園前の子。

お洗濯ものを取り込んでいると

「お手伝い~」とやってきた。

そうしたら

「じゃぁ、タオルを畳んでね」

と誘導しながらタオルを畳むことだけをお願いする。

その間に自分は他のものを畳む。

すると、とっ散らかることなく、

本人も満足、

わたしたちもペースを邪魔されることはありません。

同じように幼稚園児の場合。

タオルの畳み方を一緒にやって見せて

「じゃぁやってみよう」

とお願いをします。

年齢が上がると、靴下、お洋服と出来るようになってきます。

小学生になると自分の衣類は自分でやってもらうようにして

しまうところまでをお願いしていきます。

そうすることで

自分の生活に必要なものはこうして用意される、していくんだと

理解することができるようになります。

我が家はちょうど今未就園児、幼稚園児、小学生といるので

このように年齢に合わせた指示を出して

その子ができることをやってもらうようにしています。

年齢でも興味やできること、できないこと、

得手不得手があるので

その子に合わせて指示を出します。

これはお掃除でもお料理でも同じです。

おもちゃをおもちゃ箱に片づける子、

拭き掃除をお願いする子、

御掃除機をかける子。

出来る範囲を見て指示します。

お野菜を洗う子。

お鍋に材料を入れる子。

混ぜる子。

その時に大事なのは

必ずまずやって見せることです。

言葉で言って理解するのは大人でも難しいです。

まずやって見せて

一緒にやって

ひとりでやっているところをみて

それから独り立ちです。

兄弟、上の子がいると

下の子は上の子のお手伝いの様子を見ているので

色々なことができるようになるのが

比較的早いです。

この段階を踏まないと

「あぁもう!二度手間!!!」

となってしまう事態になります。

独り立ちまで行くと

「これお願い」

のひとつでお手伝いをしてもらえるようになりますし、

子供も「今これをすることが必要かな」と考えることができるようになり、

自分で判断をし、

自信を持って動くことができるようになります。

あるとき、雨が降ってきて、バタバタと外出先から帰ってきて

慌てて洗濯物を取り込んでいた時

子供たちがタオルを畳んだり、

お洋服を畳んだり、

小学生の子は自分たちの衣類は畳んでしまってくれていました。

自分のできることがあって、

それが必要なときで今自分にできる、と判断できたからこそ

自然と動けたようです。

さらに上の子たちは声を掛け合い、

下の子でもできることを指示していたので

わたしはそれを見守りながら、

他の片づけやお夕食の準備に取り掛かることが出来ました。

お手伝いは小さい時、出来ないときには

手間に感じることも多々ありますが

将来へ向けての種まきと考えて

時に水をあげて(指示)

お日様に当てて(褒めて)

大切に芽を育てていきましょう。

褒めることが苦手だったら

出来た事実を伝えましょう。

それは必ず自分に返ってきます。

ランキングに参加しています。「読みましたよ♪」クリックをいただけるとうれしいです
スポンサーリンク
レクタングル大(代)
レクタングル大(代)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする